No.822『レディ・ガイ』


性別を転換させられた
殺し屋の怒りの報復劇―。

ミシェル・ロドリゲス VS シガニー・ウィーバー
アクション・ヒロインのスター同士が激突!



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【原題】
『THE ASSIGNMENT』
【製作年】
2016年
【製作国】

【本編分数】
96分
【ジャンル】
アクション
【監督、脚本】
ウォルター・ヒル
【出演】
フランク・キッチン:ミシェル・ロドリゲス
レイチェル・ジェーン:シガニー・ウィーバー
ガレン:トニー・シャルーブ
オネスト・ジョン:アンソニー・ラパーリア
ジョニー:ケイトリン・ジェラード



[やっぱり的・評価]
総批評=/10
ストーリー展開・構成(★★☆☆☆)
キャスティング・演技(★★★☆☆)
スタッフ製作(★★☆☆☆)
映像クオリティ(★★★☆☆)
音楽面(★★★☆☆)
演出力(★☆☆☆☆)





≪モンタのReview!≫
~いまいち設定が活かしきれていない~
女医の恨みを買い性転換手術をされて、女性の体になった殺し屋が復讐を果たそうとするアクション。

プロットからするとコメディ?と思ってしまいますが、真っ当なハードボイルド作品です。

しかし、男性から女性へと転換させられた設定が特殊ではありながらも、そこまで物語として活かし切れていないんですよね。

話の構成はジェーン医師が精神科医と対談をしながら、過去に起きた殺人事件にまつわるエピソードを回想していく形式。

そこでは、殺し屋フランクが殺人事件の犯人である主張となぜ手術しようとしたのかの経緯が語られるのですが、いまいち魅力さに欠けます。

弟を殺された報復としての理由を述べながらも、わざわざ転換手術をさせようと至るまでの医師の供述がいまいっぽ説得力ない。

そもそも回想形式の見せ方が正直観辛いし、なんだかシガニー・ウィーバーが出演していることのアピール感がやや強めにも感じました。

髭を生やし男性になりきったミシェル・ロドリゲスの演技はよかったと思います。

ですが、フランクの殺し屋としての流儀のような特徴的なものはなく、いまいち淡々と報復を遂げようとするだけだったので、世界観が薄い。

男性だった頃のフランクの側面をもっと捉えるべきだし、せっかくのミシェルとシガニーの共演だったのでもっと対峙する緊迫感がほしかったです。