No.826『世界中がアイ・ラヴ・ユー』


愛する人への想いをミュージカルにのせて―。


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【原題】
『EVERYONE SAYS I LOVE YOU』
【製作年】
1996年
【製作国】

【本編分数】
101分
【ジャンル】
ラブストーリー
【監督、脚本】
ウディ・アレン
【出演】
ジョー:ウディ・アレン
ステフィ:ゴールディ・ホーン
ボブ:アラン・アルダ
ジューナ:ナターシャ・リオン
スカイラー:ドリュー・バリモア
ローラ:ナタリー・ポートマン
レイン:ギャビー・ホフマン
スコット:ルーカス・ハース
おじいちゃん:パトリック・クランショー
フリーダ:トルード・クライン
ホールデン:エドワード・ノートン
ヴォン:ジュリア・ロバーツ
チャールズ:ティム・ロス



[やっぱり的・評価]
総批評=/10
ストーリー展開・構成(★★★★☆)
キャスティング・演技(★★★★★)
スタッフ製作(★★★★☆)
映像クオリティ(★★★★☆)
音楽面(★★★★☆)
演出力(★★★★☆)





≪モンタのReview!≫
~ウディ・アレンが魅せる愛にあふれた素敵なミュージカル~
ウディ・アレンがとんでもなく豪華なキャストを配し初挑戦したミュージカル・コメディー。

大半はドラマと会話劇で物語を紡ぎ、そこにパフォーマスを挟む感じのミュージカル劇。

近年の「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」のようにガッツリした歌にダンスにパワフルなミュージカル劇とは違った感じなのも趣があっていい。

個人的にはエドワード・ノートンのパートが一番好きでした。

冒頭からノートンの歌声ではじまり、恋人と出逢えた感謝を歌い出す所からして、のどかで温かな気持ちになれて好き。

まあ、ノートンの歌唱力はご愛嬌ということですが…(笑)

なかなか男性が女性に対して、あそこまで直球に愛する気持ちを歌に乗せて伝える表現というのはすごく爽快感がありました。

しかも宝石店で婚約指輪を探そうとしている時に店員さんまで一緒になってダンスをし始めるのだから可愛らしい。

恋人役を務めたドリュー・バリモアの目を見張るような美貌ぶりが、より映像に映えており、ちょっと二人のぎこちない感じも微笑ましさがありました。

そこにティム・ロス演じる元犯罪人が現れて、波乱!?になりそうな予感が起きるのもあったりして、ドキドキさせられました。

また一方で、ゴールディ・ホーン演じる元妻に名残を感じながらも1人愛に彷徨っているウディ・アレンの存在がなんとも味があるんですよね。

ジュリア・ロバーツ演じる美女とまさかの恋の行方…的な展開もことごとくにはなってしまうものの、ラストシーンへの運び方が綺麗でウットリ。

セーヌ河をバックにアレンとゴールディがダンスするシーンは愛に満ちていながらも哀愁すら感じさせる何とも言えない気持ちにさせる辺りが、監督らしい魅せ方でした。